【CD】長谷川郁夫(Terz G)+植木和輝(G)〈J.G.シュタウファーの追憶〜2本の19世紀ギターによる作品集〉

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ヨハン・ゲオルク・シュタウファー製作の2本の19世紀ギター(テルツ&プライム)による二重奏。
ガット弦や指頭奏法など当時の演奏スタイルを再現。
ディアベッリやメルツ、約200年前当時の音楽の愉しみが香り豊かに再現されます。

[収録曲]
オルフェウス第12巻(A. ディアベッリ)
   ロマンツェ「哨兵」
   ロマンツェ「シリアへの旅立ち」 
   ロマンツェ「私を置いていくあなた」
   ロシア民謡「美しいミンカ」
   メロディー「愛する人の腕の中であなたは安らぎ」
   メロディー「われ送らんアレクシスに」 
   メロディー「些細な考えを受けて」 
オルフェウス第4巻(A. ディアベッリ) 
   アリア「シャンパンの歌」
   カンツォネッタ「窓辺においで」
   デュエット「お手をどうぞ」 
ウェーバーのオペラ《魔弾の射手》より(A. ディアベッリ)
   嘲笑の合唱
   農民のワルツ
   酔っ払いの歌
   カヴァティーナ「たとえ雲が」
   花嫁の冠を編みましょう
   狩人の合唱
ドイツの歌による幻想曲(J.K. メルツ) 
《ドン・ジョバンニ》のモチーフによる幻想曲(J.K. メルツ)* 
涙の賛美 — シューベルトの6つのリートより(J.K. メルツ)* 
アヴェ・マリア — エレンの歌第3番(F. シューベルト?N.コスト、長谷川編)


(*印:植木ソロ)


現代ギター 2025年 4月号より
本盤収録曲の大半を占めるディアベッリの編曲作品が愉しい。当時の流行歌やオペラの楽曲に拠るものだが、愛好家達が気軽に演奏して楽しめるよう平易で名曲のエッセンスだけを抜き取った19世紀のヒット曲集と言った感がある。長谷川と植木の演奏も楽しい夜会の雰囲気を活き活きと再現しているようだ。(…)ライナーノーツの言葉を借りれば“ラクにさらえて、弾いて気分よく、聴いてカッコ良い”編曲集はディアベッリのギター作品を見直す価値のある蘇演であろう。メルツでの植木のソロ演奏は、ある種の凄味を感じさせる秀演。


演奏者プロフィール

■長谷川 郁夫

19世紀ギター&クラシックギター奏者。
日本ギター音楽学校および日本大学芸術学部音楽学科ギター専攻卒業。ギターを故・芳志 戸幹雄、建孝三、吉田佳正他の諸氏に師事する。
1982年全日本ギターコンクール重奏部門第1位。1988年G.L.C.学生ギターコンクール大 学生の部第2位を受賞。
1991年よりプロとして活動をはじめ、現在に至るまで「美しい曲を親しみやすく」を モットーに独奏のほか、ギター二重奏及び歌や他楽器とのアンサンブルにも力を入れて演 奏を行なっている。
1998年ごろより19世紀〜20世紀初頭にかけてのさまざまなギターを使った演奏に興味を もって取り組んでおり、当時の弾き方や音楽へのアプローチを研究している。
2014年からは指頭奏法(右手の爪を伸ばさない弾き方)を実践し、ガット弦の使用と相 まってその音色が高く評価され、オリジナル古楽器ギターの再評価に貢献している。

■植木和輝
新潟市出身のギタリスト。東京外国語大学を卒業後に渡米。ニューヨークのマンハッタン 音楽院でクラシックギターを専攻し、修士号に当たるマスターズ・ディグリーを取得。帰 国後にデビュー・アルバム「アーリー・ロマンティック・ギター・リサイタル」をリリー ス。現在は新潟を中心にピリオド楽器である19世紀ギターを用いて精力的に演奏活動を 行なっている。ガット弦、指頭奏法、立奏など歴史的な音色を再現するかのようなスタイ ルを特徴とする。植木は網膜色素変性症によるロービジョンのため、視覚に頼らずに音楽 やギターと向き合う方法を日々模索している。

●カバー絵
『漂着した或る手紙より』2009年 1620×1620mm acrylic paint,canvas (S100)
大塚貴士 Takashi OTSUKA
 1974年 福島県郡山市生まれ
 福島県立安積高等学校普通科卒業
 嵯峨美術短期大学 版画科卒業
 京都造形芸術短期大学(現 京都芸術大学)映像専攻科


【CD】長谷川郁夫(Terz G)+植木和輝(G)〈J.G.シュタウファーの追憶〜2本の19世紀ギターによる作品集〉