ヨーゼフ・ハイドンのリラ・オルガニザータ(ハーディー・ガーディーの一種)のための協奏曲を、ギターと弦楽四重奏用(つまりギター五重奏)にアレンジした楽譜です。
編曲を行ったのは2003年に永眠したギタリスト、石月一匡。
氏は、生前からギターを含む室内楽のレパートリー開拓に並々ならぬ努力を注ぎましたが、特にハイドンの作品を敬愛し、盛んにギター用に編曲しました。
本曲集は、全5曲であるハイドンのリラ・オルガニザータの協奏曲のうち、第2番と第3番のアレンジを収録しています。
2台のリラのパートをギターに移し替え、かつオーケストラのパートを弦楽四重奏に置き換えることはかなり難しい作業に違いありませんが、氏の手並みは鮮やかであり、見事なギター五重奏曲として完成しています。
[現代ギター2021年11月号/坂場圭介]
「リラ協奏曲」はハイドンがナポリ王フェルディナンド4世のために、王が愛好したリラ・オルガニザータという楽器入りの作品を作曲した中の一つ。
編曲を行ったのは2003年に永眠したギタリスト、石月一匡。
氏は、生前からギターを含む室内楽のレパートリー開拓に並々ならぬ努力を注ぎましたが、特にハイドンの作品を敬愛し、盛んにギター用に編曲しました。
本曲集は、全5曲であるハイドンのリラ・オルガニザータの協奏曲のうち、第2番と第3番のアレンジを収録しています。
2台のリラのパートをギターに移し替え、かつオーケストラのパートを弦楽四重奏に置き換えることはかなり難しい作業に違いありませんが、氏の手並みは鮮やかであり、見事なギター五重奏曲として完成しています。
[現代ギター2021年11月号/坂場圭介]
「リラ協奏曲」はハイドンがナポリ王フェルディナンド4世のために、王が愛好したリラ・オルガニザータという楽器入りの作品を作曲した中の一つ。