只今ご予約受付中!1月16日発売予定!
バッハが編曲したイタリア・バロック期の作曲家マルチェロ、ヴィヴァルディ、アルビノーニの作品を世界的ギタリスト福田進一がギターデュオに再編曲!
【収載曲】
協奏曲ニ短調 BWV974 [A. マルチェロのオーボエ協奏曲に基づく]
協奏曲ヘ長調 BWV978 [A. ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲ト長調 Op.3-3 に基づく]
フーガ・イ長調 BWV950 [トマゾ・アルビノーニの主題による]
◎協奏曲ニ短調BWV974
バッハがイタリアの作曲家アレッサンドロ・マルチェッロの有名な〈オーボエ協奏曲〉を鍵盤楽器用に編曲した作品です。
◎協奏曲ヘ長調BWV978
アントニオ・ヴィヴァルディの協奏曲集『調和の霊感』から〈第 3 番〉をバッハが鍵盤楽器用に編曲した作品です。
◎フーガ・イ長調BWV950
トマゾ・アルビノーニの『12 のトリオ・ソナタ集Op.1』の〈第3 番〉第2 楽章の冒頭主題をモチーフとして作られた作品です。
この2 つの協奏曲とフーガは、若き日のバッハが当時のイタリアの先進的な作品を模写し装飾することによって自らの音楽センスを磨くことを企図した作品群です。ここでいう「協奏曲」とは、協奏風独奏曲という意味で、原曲のソリストと合奏との対話を鍵盤楽器の上で展開、再現する試みです。
いずれの作品もほぼギターと同じ音域である3 オクターヴに収まり、調性的にもギターに適した作品であることから、日本が誇る世界的ギタリスト福田進一が2台のギターのために再編曲を行いました。この編曲は2台のギターが対話風に同等の役割を担うように考慮されています。イタリアの美しい旋律の数々と即興演奏の名手であったバッハの優れた音楽性が見事に融合した、ギター二重奏のための新レパートリーが誕生しました。
菊倍判80 頁(パート譜付き)
【GG番号】GG707