佐々木 忠 Tadashi Sasaki

東京生まれ。1966年ザールブリュッケン音楽学校ギター教師また、ジークフリート・ベーレントのアシスタントとして渡独。その間、ザール ブリュッケン国立放送局でソロ、室内楽、オーケストラとの共演等、放送録音に従事する。

1968年パリ国際ギターコンクールに臨み、日本人初の上位入賞。その後N.イエペス、J.トマス、のマスタークラスを受講、ケルン音楽大学でリュート科教授M.シェッファーに師事。同音大卒業後ケルン・アーヘン音楽大学でリュート科、ギター科の教鞭を執る。1973年に同大学の教授に就任し現在に至る。 世界有数の国際コンクール入賞者、トップレベルの演奏家また音楽大学教授を輩出している。現代作曲家からの献呈曲も多い。また、ヨーロッパの主要国際ギターフェスティバルからの招聘、数多くの国際ギターコンクール審査委員、委員長を歴任、またドイツ、ヴァイカースハイム国際音楽祭を主催している。 ソロ、室内楽のLP、CD録音も数多くある。