ソンコマージュ Sonko Mayu
1935年栃木県生まれ。スペイン政府奨学生として、アンドレス・セゴビアに師事。のち、1992年に他界したフォルクローレ音楽の世界的演奏家兼作曲家のアタウアルパ・ユパンキに優れた才能を認められ、弟子をとらなかった彼の世界で唯一の弟子となり、ユパンキ愛用のギターと、ソンコ・マージュ(心の河の意)の名を贈られる。以来、メキシコ国立劇場ののベージャス・アルテス、アルゼンチン国コスキンの全米民謡祭、1970年万国博覧会のペルー国民デー、ユパンキ追悼演奏会、などに出演。
1983年リマ市ライオンズ・クラブより名誉賞。1998年にアタウアルパ・ユパンキの高い音楽性を世界に広めた功労で国際文化栄誉賞を受ける。著書に「ギターは風の歌をつれて」(講談社)、「インディオの歌」(旺文社文庫)、「風の歌」(訳書・現代ギター社)、ユパンキ愛奏曲集(編曲・現代ギター社)のほか、多数のアルバムをリリースしている。