松尾俊介 Shunsuke Matsuo

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パリ国立高等音楽院ギター科を審査員満場一致の首席で卒業。2005 年、古楽と現代音楽に焦点を当てたファーストアルバム 「ヴァリエ 1」をリリースし、トッパンホールにてデビュー・リサイタルを開催。その後はHAKUJU ギターフェスタ、ベオグラード国際ギターアート・フェスティバル、サラエボの冬などの音楽祭に招かれるほか、東京オペラシティ「B→C」、東京春音楽祭、ザ・シンフォニーホール「未来の巨匠がつなぐバトンリレーコンサート」シリーズなどに出演。これまでに東京交響楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団等のオーケストラと共演し、ソリスト、室内楽奏者として、邦楽との共演や新作の初演など多彩な演奏活動を展開している。
2016 年に開催された武満徹没後 20 周年を記念したリサイタル「武満徹へのオマージュ」が NHK-FM「現代の音楽」で放送されたほか、バッハ作品をはじめ多数の編曲を手掛け、2019 年には史上初のギター伴奏によるシューベルト「白鳥の歌」全曲演奏が高い評価を得る。一般財団法人地域創造公共ホール音楽活性化支援事業登録アーティスト。


ギターを渡部延男、福田進一、アルベルト・ポンセ、キャレル・アルムス、オリヴィエ・シャッサンの各氏に、古楽をエリック・ベロック氏に、室内楽をラスロ・ハダディ、上田晴子の各氏に師事。


CD は 2008 年マヌエル・ポンセ作品集「Varie4/Ponce Guitar Works」、2013 年には自身がすべての編曲を手がけたバッハのリュート作品を中心とした「ギターが奏でるバッハの世界」、2015 年「トリアエラ~ローラン・ディアンス作品集」、2016 年「エキノクス~武満徹へのオマージュ」をリリース、いずれもレコード芸術誌特選盤に選ばれる。
最新アルバムはウィーン音楽集「ビーダーマイヤー」「ザ・マティーカ・トリオ」。
松尾俊介 Web サイト:http://shunsukematsuo.com