シャロン・イスビン Sharon Isbin
9歳よりギターを始め、セゴビア、オスカー・ギリアらに師事。トロント及びミュンヘンのギターコンクールで第1位を受賞、Guitar Player誌でベスト・クラシカル・ギタリスト賞を獲得するなど輝かしいコンクール歴を持つ。17歳からコンサートで世界各地をまわり、今シーズンは90以上のコンサートを持つ。彼女の20を超えるアルバムはバロック、スパニッシュ、ジャズ、フュージョンなど多方面から注目され、反響を呼んでいる。CD「タン・ドゥン&ロウズ:ギター協奏曲」では現代作曲家にギター作品を委嘱してアルバム作成にあたるなど、ソリストとしてだけでなくディレクターとしても意欲的である。現在はニューヨークを拠点に、ジュリアード音楽院での教授活動をはじめ各地でマスタークラスをこなす。TVやラジオ番組の出演や、雑誌のインタビュー依頼など彼女への注目は高い。2001年2月、CD「ドリームズ・オブ・ワールド」でクラシック・ギタリストとして28年ぶりにグラミー賞を受賞。