オットー・フロイデンタール(ピアノ) Otto Freudenthal (Piano)
1934年スウェーデンに生まれる。父は指揮者でヴィオラ奏者、母はピアニストでチェリスト。6才よりピアノ、その後ヴァイオリン、ヴィオラ、トランペット、トロンボーンなどのレッスンを受ける。1957年マンチェスター王立音楽大学で教鞭を執る傍ら、ヨーロッパでソリストとしてのキャリアを重ねた。1960年ベ一トーヴェソの解釈に対して、ハリエット・コーエン賞が授与された。
10代の最後、彼の作曲家としての才能を引き出した巨匠オットー・クランペラーのアシスタントとして音楽家としての基礎を固めた。その後作曲家、音楽院教授、オーケストラの指揮者として活躍している。主な作品として、世俗的な合唱曲、交響曲、ヴィオラとトロンボーンのための協奏曲、室内オペラがある。ヨーロッパ、アジアなどでコンサート・ツアーを行なっている。