田中光俊 Mitsutoshi Tanaka

1950年、北海道帯広市生まれ。15才頃からギターを独学、教育大学(函館市)在学中に干葉敏生氏に師事。さらにギターの研鎮を積むため1969年に大学を中退して上京。セゴビアの高弟で日本ギター界の第1人者松田晃演氏に師事。1976年、帰郷。後進の指導と演奏活動を始めて現在に至る。 1988年、1991年、1997年の3度にわたり国際音楽講習会参加のため渡西。オスカル・カセレス(於:ヘローナ)、ホセ・トマス(於:セルベラ)に師事し、ファイナルコンサートにも出演。これまでに帯広、東京、札幌、旭川、函館、小樽、千歳、釧路などでのリサイタルを含め、舞台出演は数百回にのぼる。中でも1979年から始めた毎回テーマを決めたプログラムによるリサイタルは高い評価を得ている。1996年CD「エスパーニャ」、98年「アメリカ・ラティーナ」制作。