徳武正和 Masakazu Tokutake
1965年広島生まれ。ギターを長野文憲、福田進一の両氏に師事。藤井眞吾、松永一文、稲垣 稔の各氏にもレッスンを受ける。また、J.モレル、D.ラッセル、P.ボナグーリ、各氏のマスタークラスを受講。バロック音楽の演奏解釈およびアンサンブルを佐々木政嗣(リュート)、宇田川貞夫(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、永田平八(リュート)の各氏に学ぶ。1993年5月、クラシカル・ギターコンクール第3位入賞。1993年9月、読売新聞社主催、日本ギターコンクール優勝。1994年8月、フランスに渡り、モルジーヌ音楽祭、講習会に参加。その後、イタリア/ガルニャーノにてO.ギリア氏のマスタークラスを受講する。1994年12月、第37回東京国際ギターコンクール第3位入賞。沖縄ムーンビーチ・ミュージックキャンプに参加。1996年6月、第21回ギター音楽大賞コンクール最優秀賞受賞。1997年、モダン・タンゴ五重奏団結成(A.ピアソラの音楽を中心に演奏)、1998年9月、中国電力主催、エネルギア・ドリームコンサートで〈ある貴紳のための幻想曲〉(J.ロドリーゴ)を広島交響楽団(飯森範親:指揮)と共演する。現在、ソロ及び室内楽など幅広いコンサート活動を行なっている。また、ギターのための編曲も数多く手掛け、〈スペイン民謡組曲〉(M.de ファリャ)は藤田容子(ヴァイオリン)、福田進一(ギター)の両氏によりCD化され、「レコード芸術」誌の推薦盤に選ばれている。