ボッティチェリ・ギターカルテット Botticelli Guitar Quartet

韓国芸術総合学校在学中の学生で構成された第1期メンバーにより、ギター四重奏による世界初のヴィヴァルディ「四季」の録音を2009年にソニー・クラシカルで発表したのがボッティチェリ・ギターカルテットのスタートであった。しかし、より高いレベルで国際的に活動するためにメンバーを一新、第2期メンバーには、キャリアを積んできた経験豊かなギタリストが集められた。ギターが持つ多彩な音色と広いダイナミックを生かしたその完璧なアンサンブルにより、さらに成熟した美しい音楽を聴かせている。チームの名前である"Botticelli"はルネサンスの画家ボッティチェリの名前からとったもので、ボッティチェリの美しく幻想的な光と影、色彩の饗宴に満ちた絵のように彼女たちの音楽を伝えたい、という意味でつけられた。

ハン・ウン(Eun Han)

スペインの王立音楽院とオーストリアのザルツブルグ・モーツァルテウム音楽院で学んだ後、オーケストラとの共演をはじめ様々な国内外の演奏を重ねる。2007年にスペインのルイス・ミラン国際ギターコンクールで第1位を受賞した。韓国芸術総合学校出身。

イ・ジョンミン(Jungmin Lee)

ドイツミュンスター国立音楽院出身。声楽家、チョ_スミのアルバム参加と、ギタリスト、イ・ソンウとのデュオアルバムなどを発表。ドイツYehudi Menuhin-Live Musik Nowオーディションで受賞。多数の招請演奏をはじめ、ドイツの現代音楽コンクールである "Musik von heute"アンサンブル賞を受賞した。

パク・チソン(JiSun Park)

第2期リブラ・ギターカルテットのメンバーとして日本、オーストラリアをはじめとする国際ギターフェスティバルなど、国内外で演奏してきた。韓国芸術総合学校出身。

ホ・ユリム(Yulim Heo)

ソリストとして多数くのリサイタルをこなす一方、リブラ・ギターカルテットのオリジナルメンバーとして2008年Kumho classicsからCDを発表。韓国、オーストラリア、日本、中国など国内外の演奏経験キャリアを積む。韓国芸術総合学校出身。