トッカータ・イン・ブルー/東洋の真珠/俳句/ソナタ第5番
山下愛陽によるカルロ・ドメニコーニ作品集、ドメニコーニの自主制作CDシリーズの第8弾です。人気曲〈トッカータ・イン・ブルー〉ほか、山下に献呈された〈俳句〉〈ソナタ第5番〉も収録です。ドメニコーニの抒情性にあふれた、時に哲学的でもある世界観を、細部に至るまで見事に描ききった山下の演奏に心を揺さぶられます。作品細部の明と暗、静と動の表現、それを支える一音一音の素晴らしさ。そして、それらの合間にある移ろう濃淡をも捉えた表現の美しさ。このCDで聴くことができる音楽は山下の音楽性のほんの一部かもしれませんが、その計り知れない音楽の才能と無限の可能性を知るには十分すぎる、格別の美しさが、ここにあります。
■山下愛陽(やましたかなひ) 「山下愛陽オフィシャルウェブサイト」より
1997年、長崎に生まれる。幼少の頃より「山下和仁ファミリクインテット」のメンバーとして、イタリア、ポルトガル、アイルランド、チェコ、ハンガリー、アメリカ合衆国、韓国、ヴェトナム、シンガポール、日本などで演奏旅行。2007年から2008年にかけて、2枚のCD「かさね」及び「みんなのにわとりさん」もリリースされた。(後者のCDでは歌手として登場)ソリストとしては、13歳の時にトリノでドヴォルジャークの「新世界より」ラルゴを演奏してデビュー。父親山下和仁とのギターデュオでも、スペインのベニカジム、スウェーデンのウプサラなど数々の一流国際フェスティバルに招待されており、2016年のポルトガルのサントティルソではリムスキーコルサコフの交響組曲「シェヘラザード全4楽章」を演奏し、たいへん注目を集めた。また、2015年にはカステルヌォーヴォ=テデスコの「2台のギターとオーケストラのための協奏曲」を父親と共にアレクサンダー・プライヤー指揮エストニア国立交響楽団と共演。
2015年よりベルリン在住し定期的にソロ及び室内楽のコンサートを世界各地で行なっている。2018年にはベルリンコンツェルトハウスの大ホールでも演奏。ソリストとして、AKBANKイスタンブール国際ギターフェスティバル(2018)、ベルリン国際ギターフェスティバル2019、ダルムシュタットギターフェスティバル(2019)などをはじめとする数々の音楽祭に招待されている。また、これまでにウイーン市立オーケストラなどとも共演。2018年にベルリン芸術大学のギター科学士課程を最高点で終了し、現在同大学にてギター科修士課程及び声楽教育学科学士課程に在籍。山下愛陽は演奏家としてのみならず、作曲の才にも優れ、2015年には自身の作品「ダウン州の星による変奏曲」が出版された。
第66回ARDミュンヘン国際音楽コンクールのセミファイナリスト(2017)。2019年ドイツギター賞及び課題曲演奏解釈特別賞受賞。2019年ウイーン新年演奏会音楽コンクール弦楽器部門優勝。第三回ベルリン国際音楽コンクール弦楽器部門にてヴィルトゥオーゾ銀メダルを獲得。2016年から2019年までヤマハ音楽支援制度「留学奨学支援」の奨学生として、2020年からはローム音楽財団の奨学生として活動している。
※本CDには未収録ですが、〈シャコンヌ〉(バッハ)山下愛陽の演奏をお楽しみください。
※Youtubeが表示されない方は【こちら】
【スタッフのオススメ】
山下愛陽によるカルロ・ドメニコーニ作品集、ドメニコーニの自主制作CDシリーズの第8弾です。人気曲〈トッカータ・イン・ブルー〉ほか、山下に献呈された〈俳句〉〈ソナタ第5番〉も収録です。ドメニコーニの抒情性にあふれた、時に哲学的でもある世界観を、細部に至るまで見事に描ききった山下の演奏に心を揺さぶられます。作品細部の明と暗、静と動の表現、それを支える一音一音の素晴らしさ。そして、それらの合間にある移ろう濃淡をも捉えた表現の美しさ。このCDで聴くことができる音楽は山下の音楽性のほんの一部かもしれませんが、その計り知れない音楽の才能と無限の可能性を知るには十分すぎる、格別の美しさが、ここにあります。
■山下愛陽(やましたかなひ) 「山下愛陽オフィシャルウェブサイト」より
1997年、長崎に生まれる。幼少の頃より「山下和仁ファミリクインテット」のメンバーとして、イタリア、ポルトガル、アイルランド、チェコ、ハンガリー、アメリカ合衆国、韓国、ヴェトナム、シンガポール、日本などで演奏旅行。2007年から2008年にかけて、2枚のCD「かさね」及び「みんなのにわとりさん」もリリースされた。(後者のCDでは歌手として登場)ソリストとしては、13歳の時にトリノでドヴォルジャークの「新世界より」ラルゴを演奏してデビュー。父親山下和仁とのギターデュオでも、スペインのベニカジム、スウェーデンのウプサラなど数々の一流国際フェスティバルに招待されており、2016年のポルトガルのサントティルソではリムスキーコルサコフの交響組曲「シェヘラザード全4楽章」を演奏し、たいへん注目を集めた。また、2015年にはカステルヌォーヴォ=テデスコの「2台のギターとオーケストラのための協奏曲」を父親と共にアレクサンダー・プライヤー指揮エストニア国立交響楽団と共演。
2015年よりベルリン在住し定期的にソロ及び室内楽のコンサートを世界各地で行なっている。2018年にはベルリンコンツェルトハウスの大ホールでも演奏。ソリストとして、AKBANKイスタンブール国際ギターフェスティバル(2018)、ベルリン国際ギターフェスティバル2019、ダルムシュタットギターフェスティバル(2019)などをはじめとする数々の音楽祭に招待されている。また、これまでにウイーン市立オーケストラなどとも共演。2018年にベルリン芸術大学のギター科学士課程を最高点で終了し、現在同大学にてギター科修士課程及び声楽教育学科学士課程に在籍。山下愛陽は演奏家としてのみならず、作曲の才にも優れ、2015年には自身の作品「ダウン州の星による変奏曲」が出版された。
第66回ARDミュンヘン国際音楽コンクールのセミファイナリスト(2017)。2019年ドイツギター賞及び課題曲演奏解釈特別賞受賞。2019年ウイーン新年演奏会音楽コンクール弦楽器部門優勝。第三回ベルリン国際音楽コンクール弦楽器部門にてヴィルトゥオーゾ銀メダルを獲得。2016年から2019年までヤマハ音楽支援制度「留学奨学支援」の奨学生として、2020年からはローム音楽財団の奨学生として活動している。
※本CDには未収録ですが、〈シャコンヌ〉(バッハ)山下愛陽の演奏をお楽しみください。
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