パパンドレウによるギリシャの国民的作曲家の一人、マノス・ハジダキス(1925-1994)の作品集。
【収録曲】
・ハジダキス:ギターのための歌曲編曲集
1. ペーパームーン
2. 草地の浮浪児たち
3. ヒュメットゥス
4. 郵便配達夫は死んだ
5. 高貴なご婦人
6. このボートの中で
7. 月へ散歩に出かけよう
8. 御者
9. わたしには秘密がある
10. かわいいラルー
11. 大海原
12. ジャスミンの甘い香り
[編曲]
1-3, 5-10, 12 :オレスティス・カランパリキス(1981-)
4, 11 :ローラン・ディアンス(1955-2016)
・ブローウェル:郷愁への前奏曲(2020)
【演奏】
エレナ・パパンドレウ(使用ギター/La Anorada, 1992, Jose Luis Romanillos)
録音時期:2022年2月6-10日
録音場所:ベルリン、聖ニコデモ教会
録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND
制作・録音エンジニア:マルティン・ナゴルニ
ハジダキスの名前は一般には映画『日曜はだめよ』の音楽で有名であるが、これらの多数のポピュラーソングの中にハジダキスの音楽の本質があろう。ディアンスはハジダキスの音楽に興味をもち、アルバムを計画していたが道半ばで潰えてしまった(ギリシャでのコンサートでは〈郵便配達夫は死んだ〉をアンコールで奏いている)。このアルバムではディアンス(2 曲)とギリシャのギタリストであるカランパリキス(ディアンスに学んだ)の編曲が使われている。映画音楽と共に社会批判や(甘いだけではない)恋の歌などハジダキスのセンスあふれる旋律が上手くギターに移されている。パパンドレウはハジダキス音楽のツボを心得ており、これらの演奏からその独特な響きが聴ける。ブローウェルの小品はハジダキスの〈子守歌〉をもとにした曲であるが、ハジダキスの音楽風も感じられる。
月刊現代ギター2023年3月号「外盤案内」(長岡信明)
【収録曲】
・ハジダキス:ギターのための歌曲編曲集
1. ペーパームーン
2. 草地の浮浪児たち
3. ヒュメットゥス
4. 郵便配達夫は死んだ
5. 高貴なご婦人
6. このボートの中で
7. 月へ散歩に出かけよう
8. 御者
9. わたしには秘密がある
10. かわいいラルー
11. 大海原
12. ジャスミンの甘い香り
[編曲]
1-3, 5-10, 12 :オレスティス・カランパリキス(1981-)
4, 11 :ローラン・ディアンス(1955-2016)
・ブローウェル:郷愁への前奏曲(2020)
【演奏】
エレナ・パパンドレウ(使用ギター/La Anorada, 1992, Jose Luis Romanillos)
録音時期:2022年2月6-10日
録音場所:ベルリン、聖ニコデモ教会
録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND
制作・録音エンジニア:マルティン・ナゴルニ
ハジダキスの名前は一般には映画『日曜はだめよ』の音楽で有名であるが、これらの多数のポピュラーソングの中にハジダキスの音楽の本質があろう。ディアンスはハジダキスの音楽に興味をもち、アルバムを計画していたが道半ばで潰えてしまった(ギリシャでのコンサートでは〈郵便配達夫は死んだ〉をアンコールで奏いている)。このアルバムではディアンス(2 曲)とギリシャのギタリストであるカランパリキス(ディアンスに学んだ)の編曲が使われている。映画音楽と共に社会批判や(甘いだけではない)恋の歌などハジダキスのセンスあふれる旋律が上手くギターに移されている。パパンドレウはハジダキス音楽のツボを心得ており、これらの演奏からその独特な響きが聴ける。ブローウェルの小品はハジダキスの〈子守歌〉をもとにした曲であるが、ハジダキスの音楽風も感じられる。
月刊現代ギター2023年3月号「外盤案内」(長岡信明)