【CD】ジャン・テンユエ〈ギター・リサイタル〜期待の新進演奏家シリーズ〉

スカルラッティ〜ジャン：ソナタ・ニ長調 K53／バッハ〜ジャン：シャコンヌ／タンスマン：スクリャービンの主題による変奏曲／C=テデスコ：ゴヤによる24のカプリースOp.195より第12番「仕方がなかった」、第18番：「理性の眠りは怪物を生む」／ブローウェル：オリシャたちの儀式／S.アサド：アクアレル

2017年度のGFA優勝者ジャン（ツァン、チャン）・テンユエのデビュー・アルバム。中国、河北省に生まれ、父の手ほどきで5歳からギターを始め、7歳で北京音楽院付属校に入学、ジュリアード音楽院に留学後はシャロン・イスビンに師事しています。本作では、自身の編曲によるスカルラッティのソナタ、バッハのシャコンヌから、タンスマン、C=テデスコ、ブローウェル、アサドなど多彩な作品を収録。落ち着いた抒情性、華々しさなど、各作品の世界を丁寧に、活き活きと表現するジャンの演奏は、流石GFA覇者だと唸らせるものがあります。