響きとキャンバス — 二人の名手がいざなう、音の 空間(アトリエ)
大好評デュオ、待望の第二弾アルバム。
世界的指揮者・小澤征爾にも絶賛され、国際的な活動を繰り広げているチェリスト宮田大と、デビュー20 周年を迎え、国内外で熱狂的な支持を集めるギタリスト大萩康司。
ともに第一線で活躍する二人はかねてより共演を重ね、2020年に初共演アルバムをリリース。全国各地でのツアーは完売が相次いだ。
待望の第2 弾アルバムでは、よりギター&チェロの編成ならではの特性を生かし、シャンソンからラテン音楽までオリジナルな世界観を展開する。 (日本コロムビア)
[収録曲]
01. フェリシダージ/アントニオ・カルロス・ジョビン
02. スカボロー・フェア/イギリス民謡
03. Andata/坂本龍一
04. さくらんぼの実る頃/アントワーヌ・ルナール
05. モリコーネ・ファンタジー/エンニオ・モリコーネ〜加藤昌則
06. 蘇州夜曲/服部良一
07. 鉄道員(ぽっぽや)/坂本龍一
08. ケルト・スピリット〜ギターとチェロのための〜/加藤昌則
09. 彼方の光/村松崇継
10-15. Park of Idols for guitar & cello/スティーヴン・ゴス
I. Jump Start
II. Cold Dark Matter
III. Fractured Loop
IV. Malabar Hill
V. The Raw
VI. Sharjah
編曲:
角田隆太(01,02,03,06,09)
山中惇史(04,07)
加藤昌則(05)
演奏:
宮田 大(チェロ)
大萩康司(ギター)
録音時期:2024年4月16-18日
録音場所:栃木県、那須野が原ハーモニーホール
録音方式:ステレオ(デジタル)
プロフィール
■ 宮田 大(チェロ)
2009年ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールにおいて、日本人として初めて優勝。
これまでに参加した全てのコンクールで優勝を果たしている。スイスのジュネーヴ音楽院卒業、ドイツのクロンベルク・アカデミー修了。
チェロを倉田澄子、フランス・ヘルメルソンの各氏に師事する。これまでに国内の主要オーケストラはもとより、パリ管弦楽団、ハンガリー放送交響楽団、ハンブルク交響楽団、S.K.ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、プラハ放送交響楽団などと共演。
録音活動も活発で、トーマス・ダウスゴー指揮、BBCスコティッシュ交響楽団との共演による「エルガー:チェロ協奏曲」は欧米盤が、欧州のクラシック界における権威のある賞の一つ「OPUS KLASSIK 2021」において、コンチェルト部門(チェロ)で受賞。
使用楽器は、上野製薬株式会社より貸与された1698年製 A.ストラディヴァリウス“Cholmondeley”である。(メーカー資料より)
■ 大萩康司(ギター)
高校卒業後にフランスに渡り、パリのエコール・ノルマル音楽院、パリ国立高等音楽院で学ぶ。
ハバナ国際ギター・コンクール第2位、合わせて審査員特別賞「レオ・ブローウェル賞」を受賞。
その後4年間イタリアのキジアーナ音楽院でオスカー・ギリアに師事し、4年連続最優秀ディプロマを取得。ギターを萩原博、中野義久、福田進一、キャレル・アルムス、アルベルト・ポンセ、オリヴィエ・シャッサンの各氏に師事。
近年では2019年夏にNHK交響楽団(井上道義指揮)と「アランフェス協奏曲」を演奏し好評を博したほか、ラ・フォル・ジュルネTOKYO、セイジ・オザワ松本フェスティバル、霧島国際音楽祭、宮崎国際音楽祭等の代表的な音楽祭に定期的に招かれている。また、モスクワ、コロンビア、キューバ等海外の国際フェスティバルにも招かれ、2019年9月には台湾国際ギターフェスティバルにソリスト&マスタークラス講師として参加。
第6回ホテルオークラ音楽賞、第18回出光音楽賞受賞。洗足学園音楽大学、大阪音楽大学各客員教授。(メーカー資料より)
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・本アルバムリリースについてのインタビューを掲載
現代ギター2025年1月号
・二人の初共演アルバムはこちら ↓
【CD】宮田 大(Vc)&大萩康司(G)〈Travelogue トラヴェローグ〉